無縁墳墓の墓石の扱い

昨日は川会校区で県政報告をさせていただきました。
そして本日は午前中、先日質問いたしました「無縁墳墓の墓石の扱い」に対して緒方林太郎代議士から厚労省に繋げて頂きオンラインで説明をうけることができました。

先日の予算委員会で「無縁墳墓の解消に向けた質問」をしていましたが、県としては、現状の法律では焼骨に対する取り扱いは定められているが、墓石については取り決めがなく、国の動向を注視していくという回答でした。

本日の厚生労働省の方の説明では結論からいうと「墓石に対しては民法上の所有権などの私権の問題であり、国として指針を示すことは考えていない。しかし、各市町村で対応に苦慮していることから、地方自治体の実施例等の紹介をしていく」ということでした。

つまり、所有権等の問題なので指針は決めません!有効事例は紹介しますが各市町村が自分たちで対処してください!ということです。
個人的には現場の市町村に責任を押し付けているのではないかと感じてしまいました。市町村ではどのように対応をしていいのか分からないという声があがっているにもかかわらず、案は出すので自分たちで考えて責任を取ってくださいというように聞こえます。

そもそもなぜ今回このような質問に至ったのかというと私の地元で昨年の豪雨災害で無縁墳墓が被災しその対応に苦慮しているということが実際に起こっているからです。

今後国に対しての要望等を出していくことが必要だと感じました。

その後、昨年の豪雨災害で土砂崩れがあった森山でここ数日の雨で水路を確保していたところに土砂がうまり泥水が流れてきており、現場確認へ行ってまいりました。